Windows 用フローティングライセンスの設定方法

アルデックが提供するライセンスタイプは 2 種類で、ノードロックとフローティングがあります。ライセンスタイプの確認は次の方法で行います。

  1. アルデックから送付された license.dat ファイルを開きます。

  2. 4行目のLicense Type を参照します。

    • License Type: Nodelocked の場合は、ノードロックライセンスです。

    • License Type: Floating の場合は、フローティングライセンスです。

本ドキュメントでは、フローティングライセンスのインストール方法について説明します。ノードロックライセンスにつきましては、下記をご参照ください。
Windows 用ノードロックライセンスの設定方法

ライセンスのインストールには、以下が必要となります。

  1. ライセンスのドングル(USBキー)ドライバのダウンロードとインストール

  2. ライセンスサーバマネージャのダウンロードとインストール

  3. ライセンスサーバの設定と起動

  4. ALDEC_LICENSE_FILE環境変数の設定

ドングル(USBキー)ドライバのダウンロードとインストール

ライセンスがUSBのFLEXidキーロックで発行される(ライセンスファイルのサーバ行に"flexid=9"および"flexid=10"への参照がある)時、ドライバのインストールが必要な場合があります。詳しくは新規FLEXid USBキーロックとドライバのインストールをご参照ください。

アルデックのライセンスデーモンパッケージ

ライセンスデーモンパッケージはライセンスサーバーをセットアップするために使用されるファイルセットで、次のファイルを含んでいます。

  • ALDEC.exe - アルデックのライセンスデーモン

  • lmgrd.exe - ライセンスマネージャデーモン

  • lmtools.exe - ライセンス管理用ツール

  • startlicense.bat - ライセンスサーバ起動用バッチファイル

  • stoplicense.bat - ライセンスサーバ停止用バッチファイル

  • fnp_LicAdmin.pdf - Flexera Software発行のライセンスサーバセットアップに関する解説書

  • fnp_GS-LF.pdf - Flexera Software発行のFLEXnet Licensing基本概念、ライセンスモデルおよびライセンスファイルを使ったライセンスポリシーデザイン概念に関する解説書

アルデックのライセンスデーモンは次のリンクからダウンロードできます。

ライセンスサーバマネージャのダウンロードとインストール

  1. ライセンスサーバのインストールディレクトリを作成し、aldec_windows_floating_license.zip をそのディレクトリにコピーします。

    重要: 本サービスの実行ファイルパスにはスペースを入れられません。例えばc:\Program Filesは使えません。
    詳しくは、http://support.microsoft.com/default.aspx?scid=kb;en-us;Q812486 をご覧ください。
    また、解凍されたファイルは Aldecフォルダの下には置けません。例えば "C:\Aldec\" や "C:\Flexlm\Aldec\" には置けません。

  2. パッケージファイルを解凍します。

  3. 圧縮ファイルを解凍したディレクトリに license.dat ファイルをコピーします。

  4. license.dat ファイルを編集します。SERVER行の this_host を実際のホスト名に変更します。ファイルを保存して閉じます。
    アルデックデーモン ALDEC.exe までのパスを確認します。

  5. ライセンスサーバを起動します。

ライセンスサーバの設定と起動

ライセンスサーバの起動には2つの方法があります。

  1. 手動

  2. システムスタートアップ時に自動立ち上げ

手動

次のどちらかの方法でライセンスサーバを起動します。

  1. コマンドラインから実行

  2. LMTOOLS ユーティリティを使用

ライセンスサーバ(lmgrd)をコマンドラインから起動

  • ライセンスサーバを起動するには startlicense.bat ファイルを実行します。

  • ライセンスサーバを停止するには stoplicense.bat ファイルを実行します。

ライセンスサーバをLMTOOLSユーティリティを使用して起動

  1. LMTOOLS ユーティリティを起動します。

  2. Config Services タブをクリックします。

  3. Service Name 欄にサービス名を入力し、lmgrd.exe および license.dat へのパスを設定します。※デバッグ用のログファイル名も指定してください。

  4. Service/License File タブをクリックします。

  5. Configuration using Services オプションを選択します。

  6. 選択リストからサービス名を指定します。以下の例では DEMO License Manager

  7. Start/Stop/Reread タブをクリックします。

  8. Start Server をクリックして DEMO License Manager を起動します。

システムスタートアップ時に自動立ち上げ

  1. LMTOOLS ユーティリティを起動します。

  2. Configuration using Services オプションを選択します。

  3. Config Services タブをクリックします。

  4. Service Name にサービスの名前を入力します。(以下の例では DEMO License Manager)

    注意: デフォルトではサービス名が空白の場合、サービス名は FlexNet Publisher Service となります。

  5. Browse ボタンをクリックしてPath to the lmgrd.exe file にライセンスサーバ lmgrd.exe のパスを設定します。

  6. Browse ボタンをクリックしてPath to the license file にライセンスファイル license.dat のパスを設定します。

  7. Browse ボタンをクリックしてPath to the debug log file にライセンスサーバが出力するログファイル debug.log のパスを設定します。

    注意: デフォルトでは、デバッグログファイルは c:\winnt\System32 に作成されます。デフォルトの場所を変更するには、フルパスで設定します。

  8. Use ServicesStart Server at Power Up オプションが選択されていることを確認します。

  9. Save Service をクリックして設定を保存します。

ライセンスサーバ用のポートを指定 (オプション)

デフォルトでは、ライセンスサーバはポート27009を使用します。ライセンスサーバを特定のポートに紐付けしたい場合は license.dat ファイルでポート番号を変更できます。複数のライセンスサーバを同じマシンで稼働させるような場合にはポートを指定すると便利です。

license.datファイルの編集

  1. エディタでlicense.datファイルを開き、SERVER 行を探します。

  2. 行末のポート番号を書き換えます。

  3. ファイルを保存します。

  4. ライセンスサーバを再起動します。

ライセンスファイルの指定

アプリケーションを利用する前にライセンスサーバマネージャを起動しなければなりません。ライセンスファイルはシステム環境変数 ALDEC_LICENSE_FILE で指定します。フローティングライセンスは次のように設定します。

  ALDEC_LICENSE_FILE=<ポート>@<ホスト名>

  • ポートはライセンスサーバマネージャのTCP/IPポートで、デフォルトは27009

  • ホスト名はライセンスサーバマネージャのコンピュータ名またはIPアドレス

3台のサーバによる冗長サーバ設定の場合は、3つの<ポート>@<ホスト名> をカンマで区切って記述します。

  port1@host1,port2@host2,port3@host3

ライセンスエラーが発生した場合

Active-HDLのライセンスエラー: Cannot read data from license server system(ライセンスサーバシステムからデータを読めません) をご参照ください。それでもライセンスエラーが発生する場合は、技術サポートまでお問い合わせください。

技術サポートへのお問い合わせ

ライセンスサーバのセットアップで何か問題が発生しましたら、ライセンスサーバのログファイルを探して、アルデックの技術サポートチームまでお問い合わせください。

  1. サーバのログファイルを探します。

    • サーバをstartlicense.batファイルで起動した場合、debug.logファイルはサーバディレクトリに作成されます。

    • サーバをLMTOOLS を使用して起動した場合、ユーザが指定したフォルダにログファイルが作成されます。

  2. アルデックのサポートチームに問い合わせます。
    http://www.aldec.com/support からお問い合わせ内容を送信してください。

注: プラットフォームとOSの情報、およびdebug.logファイルを必ず添付してください。

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