アルテラは、いくつかのIP(たとえば、Transceiver PHY IPコア)をVerilog/SystemVerilogのみで提供しています。VHDL のTransceiver PHY を選択した場合、Quartus II ソフトウェアはVHDLのラッパーのみ生成します。基盤になる全てのファイルは、Verilog、またはSystemVerilog で記述されています。
VHDL シミュレーション機能のみが含まれているアルデックライセンスで、Verilog のアルテラIP コアシミュレーションの実行を可能にする方法を示します:
アルデックライセンスファイルに、アルテラのランゲージニュートラルライセンス機能を含める必要があります。この機能を持っているかどうかわからない場合は、アルデックの営業担当に確認してください。
アルデックの担当者、またはサポートポータルで希望するアルテラIP コアの言語に依存しないバージョンの提供を要求してください。アルデックは、言語に依存しない様にアルテラのIPコアの本来のVerilog/SystemVerilog ファイルをウォーターマーク化して、それらをお届けします。そして、アルテラのランゲージニュートラル機能とVHDL のみでシミュレーションを実行できます。
参考:アルデックは、Quartus IIソフトウェアで生成されたアルテラのIP コアをウォーターマーク化します。サードパーティベンダーが提供するVerilog のIP コアをシミュレートするには、アルデックのVerilog シミュレーションライセンスを持っている必要があります。
ウォーターマーク機能は2013年2月にリリースしたRiviera-PRO 2013.02 から利用できるようになりました。