我々は、McAfee® のセキュリティ製品 2013 エディションで、高速波形/ASDBデータベースを利用するアルデックシミュレーションを著しく妨害するリアルタイムスキャンメソッドの実装を最近発見しました。我々の実験では、McAfee Anti-Virus とAnti-Spyware モジュールのバージョン 16.1 で実装されたリアルタイムスキャンが、シミュレーションエンジンがASDBデータベースに書くあらゆるトランザクション、および高速波形ビューワーがデータベースから読むあらゆるトランザクションに対して”スキャン”していました。この問題は、Riviera-PRO シミュレータの全てのバージョンとライセンスで高速波形が有効になっているActive-HDL シミュレータのバージョンで発生します。
影響を受けたマシンでは以下が発生します:
シミュレーションスタートが非常に長い時間がかかる
コンソールに"ASDB. Info: Writing data to disk. Please wait." と言うメッセージを表示し、かなり遅いシミュレーションの進行状況
eシミュレーションを終了し波形のウィンドウを閉じる際、非常に長い時間がかかる
McAfee がこの問題に対応するまで、以下のいずれかの回避策が実行出来ます:
McAfee ツールの2013エディションへのアップグレードすることを避ける
参考:McAfee Anti-Virus とAnti-Spyware モジュールのバージョン15では本問題は発生しません。
McAfee ソフトウェアを以前のバージョンへダウングレードすることを検討
シミュレーション時、リアルタイムスキャンを無効にする:
Security Center でVirus and Spyware Protection をクリック
Real-Time Scanning リンクをクリック
Turn Off ボタンを選択
スキャンをオフにする時間を選択
Turn Off ボタンを選択