« Prev | Next » Riviera-PROのベストなPC設定は? CPUパラメータ シングルコア vs. デュアルまたはマルチコア Riviera-PROはマルチスレッド・アプリケーションであるため、シングルコアよりもマルチコアのCPUを選ぶ方が良いでしょう。 マルチコアのCPUを使用することで、シミュレーションの実行中にRiviera-PROのGUIでインタラクティブな作業をする際に効果的です(シミュレーションは1プロセッサコアを占有し、GUIの操作は他で動作する)。 さらに、VHDLのコンパイル作業においてマルチコアCPUはコンパイル時間を減少させます。 シミュレーションの実行中に波形を観測したりコードの編集を行わなくても、マルチコアCPUを使用することで、バックグラウンドのシミュレーションを実行しながら他のアプリケーションの応答性を向上させます。 周波数とCPUキャッシュのサイズ 通常、このアプローチはより優れています。 大きなCPUキャッシュがパフォーマンスにプラスの影響を持ちます。 CPUアーキテクチャ – 32 vs. 64 ビット Riviera-PROがデザインを実行するために数GBのRAMを割り当てる必要がある場合のみ、CPUのアーキテクチャが問題となります。 64ビットアーキテクチャでも32bitアプリケーションには4GBのRAMを割り当てることができます(Windows上で実行するRiviera-PROのように)。 32ビットアーキテクチャではWindowsおよびLinux上で2GBに制限されていますが、必要に応じて3GBまで増やすことができます。デザインのシミュレーションが2GB以上を必要としないのであれば、どのようなCPUアーキテクチャも任意に選択できます。 グラフィック・カード 特に推奨はありませんが、速いカードでは波形表示(大きいファイルのスクロール、ズーミング等)のようなGUIのレスポンスを改善します。 RAMサイズ 32ビットOSでは3GB以上を推奨します。 64ビットOSでは4GBまたはそれ以上を推奨します。 これらの推奨は、マシン上のRiviera-PROで1つのシミュレーションを実行することを考慮していることにご注意ください。一度に複数のシミュレーションを実行する場合は、それに応じて上記の数字を掛けてください。 32ビットOS vs. 64ビットOS CPUアーキテクチャを選択するのと同じ推奨となります。 Previous article Next article