ベンダツールライブラリとActive-HDLバージョンの組み合わせが異なっている場合、下記手順を使用します。
このセッションでは、ベンダライブラリを更新(再コンパイル)するための手順を説明します。ベンダライブラリを再コンパイルする典型的な理由は以下の通りです:
ライブラリを作成したソースより、新しい(または古い)バージョンを使用する場合
ライブラリが古いコンパイラバージョンで作成されている場合、使用可能にするために再コンパイルが必要
ライブラリをアップデートするには、以下で説明する手順に従ってください:
Active-HDL を起動します。既存または新規のデザイン/ワークスペースを開かないでください
File メニュー | Open をクリックします。 IOpen ダイアログボックスで、アップデートしたいライブラリがあるフォルダーの場所を見つけてください。
ライブラリは、Active-HDLのインストールフォルダ内の\vlibサブフォルダに格納されています。特異的ライブラリーフォルダーは、ライブラリを構築する全てのソースファイルを含んだ一時的なデザイン(*.adf)を含むはずです。以下の図1に示すように、このファイルを選択し、デザインを開くためにOpenをクリックします。
図1
デザインのロード時、Design Browser は図2の様になります。
図2
.do ファイルを右クリックし、Execute を選択します。 マクロファイルは、ライブラリをご使用中のActive-HDLバージョンで再コンパイルするプロセスを自動化します。
コンパイルが正常に終了すると、コンソールに以下のメッセージが表示されます -
Compile success 0 Errors 0 Warnings Analysis time : 9.0 [s]
setlibrarymode -ro unisim
ライブラリは現在のActive-HDL バージョンと互換性をもち、シミュレーションで使用することが可能です。ライブラリをActive-HDLの異なるバージョンに移動する場合は、そのバージョンで上記の手順を再度実行してください。