アルデック、UVM検証環境に全体像の把握を可能にする視覚マッピングソリューションを導入

Date: 2014/03/05Type: Release

Henderson, NV – 2014年3月5日 – Aldec, Inc.(以下「アルデック」)は、同社の混合言語高機能検証プラットフォームRiviera-PRO™の最新バージョン2014.02のリリースを発表しました。この最新版では、デバッギングツールにUVMグラフ機能が新たに搭載されました。UVMグラフはUVM検証環境を可視化できるユニークな機能です。この新機能によって、テストベンチアーキテクチャとUVMコンポーネント間のデータフローを視覚化して、これまで難しかった作業がグラフィカルに解決できるようになりました。

 

pr_img_030514_317アルデックのソフトウェアディビジョン・プロダクトマネージャ、Satyam Janiのコメント:「UVM検証環境内でのデバッグは、テストベンチのアーキテクチャとデータフローを完全に把握していないと難しい作業になりがちでした。UVMグラフでは、UVMベースのテストベンチが分かりやすいグラフィック形式で表示されるので、トップダウンで可視化できるようになります。」

 

UVMグラフはUVMコンポーネントとオブジェクトをマッピングし、その間にトランザクションレベル・モデリング (TLM)コネクションを配置し、テストベンチのアーキテクチャとデータフローが総合的に把握できるようにします。UVM環境内でのデバッグは、HDLエディタや各コンポーネントのクラスとオブジェクトのウィンドウをUVMグラフに統合することで、さらに見通しがよくなり、特定の問題に直接アプローチしやすくなります。 

 

Riviera-PROは、クラス・トランザクション視覚化ツールを搭載することで、UVMライブラリを活用した高機能検証の総合ソリューションとなります。Riviera-PRO 2014.02にはこの他にも数多くの新機能や拡張が盛り込まれ、性能も改善されています。

 

Riviera-PRO 2014.02について、チュートリアルや評価版ダウンロード、新機能プレゼンテーションなど詳細情報については、www.aldec.com/Products/Riviera-PROをご覧ください。

 

アルデックについて

アルデック(本社 Henderson, Nevada)は、エレクトロニクス・デザイン検証のインダストリ・リーダです。RTLデザイン作成、RTLシミュレータ、ハードウェア・アシステッド検証、デザインルールチェック、IPコア、DO-254機能検証および軍事/航空宇宙向けソリューションといったパテントを取得したテクノロジを提供しています。www.aldec.com

 


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