アルデック、シミュレーションでX値をグラフィック上でデバッグできるソリューションを導入

Date: 2013/11/12Type: Release

Henderson, NV – 2013年11月12日 –Aldec, Inc. (以下「アルデック」) は、混合言語向け高機能検証プラットフォーム、Riviera-PRO™の最新バージョン2013.10のリリースを発表しました。このバージョンではデバッギング・ツールスイートが強化され、X値、または「不定値」の関わる問題をビジュアルで表示してデバッグできる機能が加わりました。Riviera-PROの新しい「Cause Finder」は、RTLとゲートレベルのシミュレーションで、X値発生源として考えられる所を追跡するという、かつては難しかった課題をグラフィカルに解決するツールです。

xvalue_467アルデックのソフトウェア部門プロダクトマネージャ、Dmitry Melnikのコメント:「X値は、大体はブロック出力のところで問題になるので、発生源が何クロックも先の場所に隠されるためデバッグしにくいものでした。通常はデザインのロジックを慎重にさかのぼって調べなければなりません。Cause Finderはデザイン内部でX値の発生源と思われる場所をグラフィックで表示し、見つけやすくします。Xの伝搬路をグラフベースで分析するという直感的で強力なオプションとなります。」

X値を認識できる自動コードレビューと、X値アサーションチェック、それにX値を認識できるRTLおよびゲートレベルシミュレーションを取り込むことで、Riviera-PROはデザインフロー全体でX値に関連する障害を抽出・追跡・回避できる総合的なソリューションとなりました。さらに、X値対策ツールの他にも、Riviera-PRO 2013.10には多数の新機能、機能強化、性能改善が盛り込まれています。

Riviera-PRO 2013.10について詳細や、チュートリアルや無償評価版ダウンロード、最新情報プレゼンテーションなどについては、www.aldec.com/Products/Riviera-PROをご覧ください。

 

アルデックについて

アルデック(本社 Henderson, Nevada)は、エレクトロニクス・デザイン検証のインダストリ・リーダです。RTLデザイン作成、RTLシミュレータ、ハードウェア・アシステッド検証、デザインルールチェック、IPコア、DO-254機能検証および軍事/航空宇宙向けソリューションといったパテントを取得したテクノロジを提供しています。 www.aldec.com

 


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