アルデックのSoCプロトタイピング・ソリューション「HES-7」を熊本大学が導入

Date: 2013/09/23Type: Release

東京 – 2013年9月23日 – システム・ASIC設計用混合言語HDLシミュレーションとハードウェア・アシステッド・ベリフィケーション・ソリューションのパイオニアであるAldec, Inc.,(以下「アルデック」)は、熊本大学大学院 自然科学研究科がアルデックのHES-7 SoC/ASICプロトタイピング・ソリューションを採用し、コンピュータ・アーキテクチャとVLSIシステムデザインの分野の継続的研究に活用していくことを発表しました。

学生はXilinxのVirtex®-7ファミリの最新世代のFPGAと、Xilinx® Zynq™ SoCのARM® Cortex™-A9プロセッサをHES-7で使用することができます。HDMI、Wi-Fi、Bluetooth、USB 2.0など色々なペリフェラルやコネクタも装備しているので、学生はさまざまな工業分野のアプリケーションに向けて設計できるようになります。

熊本大学大学院 自然科学研究科 情報電気電子工学専攻 工学博士 末吉敏則 教授のコメント:「当方の研究分野では100万ゲートのASICが必要です。大容量のFPGAプロトタイピング・ボードを探す中で、アルデックのHES-7™が最大容量のFPGAを2個も搭載し、申し分のないものだと分かりました。アルデックのサポートにも感謝しています。デザインのインプリメンテーションにかかる労力を減らせるので、学生も容量を気にせず、研究開発に打ち込めるようになります。」

アルデックのハードウェア部門プロダクトマネージャ、Bill Tomasのコメント:「アルデックは教育機関へのサポートも続け、信念を持って最新の検証手法とツールを活用しながら現役の、また将来のエンジニアの皆様への教育を提供します。熊本大学大学院の皆様へ、密度の濃い最新技術の実地経験を提供し、鋭意サポートして参ります。」

 

熊本大学大学院について

熊本大学は優れた教育と研究で世界的に定評のある国際大学です。熊本大学大学院のComputer Architecture/VLSI Design研究室では、大学院生が次世代コンピュータシステム、ディペンダブルシステム、3次元リコンフィギャラブルロジック、および次世代FPGAアーキテクチャの研究分野をさらに深く研究しています。研究所には高性能ワークステーション、FPGAプロトタイピング・ボード、ロジックアナライザ、オシロスコープ、ファンクションジェネレータなどが使える環境があります。 

 

HES™について

HESはアルデックの提供する総合的なASIC/SoCハードウェアベース・ベリフィケーション・ソリューションで、ビットレベル精度のシミュレーション・アクセラレーション、トランザクション・レベル・エミュレーション、システムアーキテクチャ探索、HW/SW協調検証、仮想モデリングおよびプロトタイピングを統合したプラットフォームです。

 

アルデックについて

アルデック(本社 Henderson, Nevada)は、エレクトロニクス・デザイン検証のインダストリ・リーダです。RTLデザイン作成、RTLシミュレータ、ハードウェア・アシステッド検証、デザインルールチェック、IPコア、DO-254機能検証および軍事/航空宇宙向けソリューションといったパテントを取得したテクノロジを提供しています。www.aldec.com

 


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